虎造節 ~第九回愛媛公演~

虎造節 ~第九回愛媛公演~

 令和4年9月23日(金・祝)、愛媛県松山市の松山市民会館で、「虎造節・第九回愛媛公演」(愛媛県文化振興財団・文化活動活性化支援事業)を開催しました。8歳~90歳代の会員17名が、日頃の練習の成果を披露しました。
 虎造節保存会では、4名の曲師(浪曲専門の三味線奏者)を養成中ですが、田中裕子、桑田愛子が名取となり、伊丹裕子、伊丹愛子として、初めて一演目を通して演奏させていただきました。なお、伊丹裕子は、師範としての資格も認許され、指導者としての活躍も期待されています。
 伊丹裕子が曲師として演奏し、富ノ介くん(8歳)が口演をしての親子共演は、 今回で2回目となりましたが、昨年よりも数段上達しての公演に会場からは歓声が上がりました。
 また、富山県の森崎俊久様より、会員全員に「馬鹿は死ななきゃなおる米(まい)」をご恵贈いただきました。

【第1部】
「弥次喜多石松に会う」田部 要(音源からの採録 : 田部要)
「大石と細井広沢(こうたく)」高岡良平 貞本和彦
「森の石松三十石船道中・リレー口演」(虎ガール)
吉川正紀子 田中裕子 荒川敏子 保木口宏子
曲師:伊丹愛子
「石松の金毘羅代参」米田順哉
【第2部】
「森の石松三十石船道中」より俊野富ノ介(八歳) 曲師:伊丹裕子
「森の石松三十石船道中・リレー口演」(虎ボーイ)
相原共良 高岡昌司 中岡重雄
曲師:伊丹裕子
「石松と身請山鎌太郎」広沢虎丸 城戸志信
「石松と都鳥一家」末光三郎
【曲 師】伊丹 明【音 響】東山隆司
【撮 影】長井知則